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風景画を描くための練習/鉛筆スケッチ
2010年頃から水彩で風景画を描き始めたものの、生業の建築パースで培った知識だけでは、実際の風景を前にすると構図も形も上手く捉えられずに苦労しました。 今までやってきた建築パース制作では、簡略透視図法と定規による下絵、エアブラシとマスキングが中心で、絵の具もポスターカラーを使っていたので、水彩絵具や筆の扱いに慣れていませんでした。そもそも透明水彩での風景画は想定外で、デジタル作業に移行したためアナログ技術は未熟なままでした。 試行錯誤の末、デッサン力不足を痛感し、人物や乗り物などの練習を経て、実際の風景を参考にしながらデッサン力を鍛えました。長く続けていると少しづつ力がUPしている事を実感する様になります。
風景画を描くための練習/鉛筆スケッチ
2010年頃から水彩で風景画を描き始めたものの、生業の建築パースで培った知識だけでは、実際の風景を前にすると構図も形も上手く捉えられずに苦労しました。 今までやってきた建築パース制作では、簡略透視図法と定規による下絵、エアブラシとマスキングが中心で、絵の具もポスターカラーを使っていたので、水彩絵具や筆の扱いに慣れていませんでした。そもそも透明水彩での風景画は想定外で、デジタル作業に移行したためアナログ技術は未熟なままでした。 試行錯誤の末、デッサン力不足を痛感し、人物や乗り物などの練習を経て、実際の風景を参考にしながらデッサン力を鍛えました。長く続けていると少しづつ力がUPしている事を実感する様になります。
水彩画の水張り
水張りは木製パネルに、水彩紙を水張りテープで貼ります。⚫︎材料:木製パネルはB3のシナベニヤパネル、水彩紙は厚み300g/㎡のF6サイズ、ミューズ水張りテープ25mm⚫︎方法:水彩紙の両面を刷毛で水をたっぷりと塗り、しばらく待って水彩紙が水を吸って伸び切った時に、長辺からテープを張ります。⚫︎保存方法:水ばりテープテープは事前にカットし、ZIPロックで保存することで、作業効率が上がり、テープの劣化も防げます。水彩紙はブロックを使っていますが、以前は水彩紙ブロックに直接ラフで下絵を描き、そのまま着彩、完成後ブロックから分離する方法でしたが、作業中の紙の伸縮による波打ちが悩みの種で、とても描きづらく、ある時期から全て水張りに移行しました。
水彩画の水張り
水張りは木製パネルに、水彩紙を水張りテープで貼ります。⚫︎材料:木製パネルはB3のシナベニヤパネル、水彩紙は厚み300g/㎡のF6サイズ、ミューズ水張りテープ25mm⚫︎方法:水彩紙の両面を刷毛で水をたっぷりと塗り、しばらく待って水彩紙が水を吸って伸び切った時に、長辺からテープを張ります。⚫︎保存方法:水ばりテープテープは事前にカットし、ZIPロックで保存することで、作業効率が上がり、テープの劣化も防げます。水彩紙はブロックを使っていますが、以前は水彩紙ブロックに直接ラフで下絵を描き、そのまま着彩、完成後ブロックから分離する方法でしたが、作業中の紙の伸縮による波打ちが悩みの種で、とても描きづらく、ある時期から全て水張りに移行しました。
水彩画を描く時にマスキング液を使用
私は水彩画を描くためにマスキング液とマスキングテープを使っています。エッジの効いた画風が好きなのと、細部もできる限り表現したいので結構細かくマスキングします。 筆で塗り残す方法と違って、マスキングはマスクした部分には絵の具が付かないので、筆に勢いが出ます。反面、白抜き後の処理が必要で、白抜きが目立たないように全体に馴染ます作業も必要になってきます。手間がかかる反面、シャープな画風を求める方には効果的な方法だと思います。 マスキングテープを使う場合、水彩紙が中目、荒目だと、表面が粗いため、水彩紙との間に隙間ができやすく、絵具が漏れてしまう可能性があります。私は表面が平滑な極細目を使っています。 ⚫︎使用画材 ミツワマスケット(マスキングインク) / Nitto マスキングテープ 18mm,50mm / Scotchマスキングテープ 50mm / Gペン
水彩画を描く時にマスキング液を使用
私は水彩画を描くためにマスキング液とマスキングテープを使っています。エッジの効いた画風が好きなのと、細部もできる限り表現したいので結構細かくマスキングします。 筆で塗り残す方法と違って、マスキングはマスクした部分には絵の具が付かないので、筆に勢いが出ます。反面、白抜き後の処理が必要で、白抜きが目立たないように全体に馴染ます作業も必要になってきます。手間がかかる反面、シャープな画風を求める方には効果的な方法だと思います。 マスキングテープを使う場合、水彩紙が中目、荒目だと、表面が粗いため、水彩紙との間に隙間ができやすく、絵具が漏れてしまう可能性があります。私は表面が平滑な極細目を使っています。 ⚫︎使用画材 ミツワマスケット(マスキングインク) / Nitto マスキングテープ 18mm,50mm / Scotchマスキングテープ 50mm / Gペン
水彩画で使っている筆、Tintoretto Brushesについて
⚫︎Tintoretto Brushes[ティントレット ブラシ]との出会い2019年にSNSでTintoretto Brushesを使ってみてほしいとの依頼をいただき、たくさんの種類の筆を送っていただきました。それまで私は丸筆と平筆各2種類程度で描いていましたが、Tintoretto Brushesを使うようになってから、面相筆や刷毛など、描く部分に合った筆を選べるようになり、表現の幅が広がりました。⚫︎特徴毛先のまとまりが良く、細部も描きやすい。耐久性も良、デザインもシンプルです。実際に販売されている筆の種類もかなり豊富で、高品質、コスパも良く自分に合った筆を選ぶ事ができます。(残念ながら日本には公式サイトがありません)⚫︎ストレス軽減以前は一つの筆で色々なことをしようとしていたため、ストレスを感じることが多かったのですが、今は描く部分に合った筆を選べるので、作業効率も上がり、ストレスも軽減されました。⚫︎Tintoretto Brushes[ティントレット ブラシ]さんに送っていただいた筆は現在も現役で活躍しています。2019年以降描いた水彩画は全てTintoretto Brushesで描いています。優れた水彩筆をご提供いただきとても感謝しています。Tintoretto (ITALY)https://www.tintorettopennelli.com/en/ 良く使っている筆
水彩画で使っている筆、Tintoretto Brushesについて
⚫︎Tintoretto Brushes[ティントレット ブラシ]との出会い2019年にSNSでTintoretto Brushesを使ってみてほしいとの依頼をいただき、たくさんの種類の筆を送っていただきました。それまで私は丸筆と平筆各2種類程度で描いていましたが、Tintoretto Brushesを使うようになってから、面相筆や刷毛など、描く部分に合った筆を選べるようになり、表現の幅が広がりました。⚫︎特徴毛先のまとまりが良く、細部も描きやすい。耐久性も良、デザインもシンプルです。実際に販売されている筆の種類もかなり豊富で、高品質、コスパも良く自分に合った筆を選ぶ事ができます。(残念ながら日本には公式サイトがありません)⚫︎ストレス軽減以前は一つの筆で色々なことをしようとしていたため、ストレスを感じることが多かったのですが、今は描く部分に合った筆を選べるので、作業効率も上がり、ストレスも軽減されました。⚫︎Tintoretto Brushes[ティントレット ブラシ]さんに送っていただいた筆は現在も現役で活躍しています。2019年以降描いた水彩画は全てTintoretto Brushesで描いています。優れた水彩筆をご提供いただきとても感謝しています。Tintoretto (ITALY)https://www.tintorettopennelli.com/en/ 良く使っている筆
写真撮影と水彩画制作
私は、風景画を描く際に、その場でスケッチするよりも、気に入った風景を写真に収め、後からじっくり水彩画に描き起こす方法を好んでいます。元々カメラで撮影するのは好きなので、撮影することは水彩画制作の大切な過程の一つです。写真に収めた画像は、印象に残った瞬間を切り取っているので、臨場感をプラスしながら、できるだけ忠実に水彩画に再現できるように心がけています。
写真撮影と水彩画制作
私は、風景画を描く際に、その場でスケッチするよりも、気に入った風景を写真に収め、後からじっくり水彩画に描き起こす方法を好んでいます。元々カメラで撮影するのは好きなので、撮影することは水彩画制作の大切な過程の一つです。写真に収めた画像は、印象に残った瞬間を切り取っているので、臨場感をプラスしながら、できるだけ忠実に水彩画に再現できるように心がけています。
水彩紙の事
⚫︎水彩画紙について・・ [アルシュ極細目] F6サイズの水彩紙を主に使用しています。この紙は表面が滑らかで、細かな部分まで緻密に描く私の画風によく合っています。特に、マスキング技法を用いた作品制作に適しており、繊細な表現も可能です。強靭な紙質でリフトアップなどハードな使用にも耐え、かつサイジングも剥がれません。 [ウォーターフォード中目] 質感もあり極細目に比べると乾燥時間もやや長いので、より水彩画らしい、滲みやぼかしといった表現を得たいときに使用しています。主にスケッチなど、短時間で仕上げたい作品に使っています。 ⚫︎F6サイズを選んだ理由・・ F6サイズは、私の作品を展示したり、室内に飾る際にも、大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いサイズ感です。またWebで販売したりする上で、非常に扱いやすいサイズだと考えています。A3サイズに近い大きさで、包装資材も豊富に入手できるため、作品の発送もスムーズに行えます。
水彩紙の事
⚫︎水彩画紙について・・ [アルシュ極細目] F6サイズの水彩紙を主に使用しています。この紙は表面が滑らかで、細かな部分まで緻密に描く私の画風によく合っています。特に、マスキング技法を用いた作品制作に適しており、繊細な表現も可能です。強靭な紙質でリフトアップなどハードな使用にも耐え、かつサイジングも剥がれません。 [ウォーターフォード中目] 質感もあり極細目に比べると乾燥時間もやや長いので、より水彩画らしい、滲みやぼかしといった表現を得たいときに使用しています。主にスケッチなど、短時間で仕上げたい作品に使っています。 ⚫︎F6サイズを選んだ理由・・ F6サイズは、私の作品を展示したり、室内に飾る際にも、大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いサイズ感です。またWebで販売したりする上で、非常に扱いやすいサイズだと考えています。A3サイズに近い大きさで、包装資材も豊富に入手できるため、作品の発送もスムーズに行えます。